「純正品を使いたい」そんな嬉しいお客様の声に応えるべく、今までの各種コーティング処理杵のほかに、ＭｉＤ処理杵、短納期杵をラインナップに追加し、より一層お客様のニーズに合わせた高品質な杵臼の製造、販売を致します。お客様の立場に立ち、お声を聞き、豊富なラインナップと円滑な商品供給により、信頼されたHATAブランドの杵臼は、発展し続けます。
ネジ1本まで知り尽くした打錠機メーカーだからこそできる提案、メンテナンスなどのアフターケア。そして何よりもHATAブランドを信頼してくださるお客様に、安心して使っていただける「純正の杵」を提供する事。それが私たちの誇りであり、使命です。
- 最大限に引き出す
すべてを知り尽くした自社の打錠機だから、その相性を最大限引き出す事ができる杵をご提案します。 - 実績とノウハウ
長年の実績から得た様々なケースや材料、成型に対するノウハウから的確なご提案をします。 - 万全のアフターケア
杵臼はもちろんのこと、打錠機メーカーとして機械本体を含めたトータルアフターケアを提供します。 - 機械を傷めない
打錠機本体および粉体との相性、材質の特性を考慮し、機械を傷めない適正な杵をご提供します。 - 欠けにくい「杵」
欠けない杵は存在しません。しかしHATAでは柔軟性を考慮した材料を使い、適切な靭性で杵の欠損を防ぎ、トラブルを回避する工夫をしています。 - 全数検査の実施※
お客様に安心してお使い頂くため、抜き取り調査ではなく、全数検査を実施しています。※弊社規定項目 - 国内メーカーの安心
代理店を介した海外メーカーと違い、ご相談やトラブル解決など、電話一本で日本全国へ迅速な対応を致します。
お客様のニーズによって、様々な粉体を成形する杵。離型性や耐摩耗性などコーティングの特性も様々です。原料の性質に最も適したコーティングをご提供するため、スタンダードなHCrをはじめ、スティッキングに効果的なCrNなど6種類を基本に、臨機応変に様々な仕様に対応します。
当社標準鋼での最もスタンダードな加工でコスト面、性能面でもバランスの良い加工
硬質で耐摩耗に優れた加工。（HATAの標準鋼での加工）
離型性（粉離れ）に優れた加工。
硬質で耐摩耗に優れた加工。
離型性（粉離れ）に優れた加工。（HATAの標準鋼での加工）
離型性（粉離れ）に優れた加工。
ＭｉＤ処理とは、杵先の表面に細かな凹凸をつけることによって、粉体原料の付着を防止する表面加工です。一般的なハードクロームメッキやコーティングでは、杵先表面は凹凸のないように仕上げます。しかしＭｉＤ処理では杵先の表面に細かな凹凸をつくり粉体との接触面をより小さくすることによって、杵先への付着を防ごうとするものです。
これまでのような鏡面仕上げだけではなく、ＭｉＤ処理のような凹凸を持った表面仕上げによって多種多様な特性を持つ粉体に対応することができます。
お客様がスムースに「新製剤のテスト打錠」、「新刻印の試し打ち」を行っていただけるよう、研究開発・試作用の杵を、最短２週間でお作りします。（特殊形状の場合は母型図承認後）
以前より、耐腐食性に優れた杵のご要望はありましたが、打錠用杵のように高い圧力に耐えることができ、割れ欠けに強いといった特性を併せ持った鋼材はほとんどありませんでした。
今回弊社が紹介する「HATAオリジナルSUS」は錆に強いだけではなく、このような打錠用杵に求められる機能を併せ持つ優れた鋼材です。腐食性の高い製剤や、コンテインメント機のウェットダウン工程など、高い耐腐食性が求められる場面は多くあります。そのような過酷な状況下でご使用いただける杵として、弊社では「HATAオリジナルSUS」をお奨めいたします。
その高い耐腐食性は塩水噴霧試験（JIS Z 2371）でも明らかです。
付着性のある製剤原料やOD錠などでは、刻印形状に左右されますが、付着や島抜けなどの障害を起こすことが多く、打錠トラブルの大きな原因になります。このような一筋縄ではいかない製剤の場合、刻印形状を工夫することで、付着などの打錠トラブルはもとより視認性の改善などにも効果的な場合があります。母型や錠剤など3DCADによって設計されたものは、錠剤イメージを3D化して再現することが可能です。
開発の段階では問題なかったのに、スケールアップの際に錠剤の硬度不足、杵の耐圧不足でお困りになった経験はないでしょうか。量産化の段階でのこのようなトラブルをよく耳にします。これは杵先の耐圧許容値を事前に確認していれば問題はなかったと思われます。
弊社では、3DCADを用いて設計しているため、事前にお客様からのご要望があれば、「圧力解析（シミュレーション）ソフト」にて、杵先表面の応力集中や杵先の耐圧許容値を確認することができます。
杵先の「圧力解析ソフト」は錠剤の開発・試作検討の段階から活用することによって、杵先の形状によって変化する耐圧や、特殊な形状での応力集中など、杵の特性をより正確に把握することが可能となり、適切な錠剤設計に貢献します。
いかに優れた「杵」であっても、粉体とコーティング被膜の相性に「絶対」はありません。百聞は一打にしかず。私たちは自社内において、お客様に代わってテスト打錠を行ない、検証を重ねることで、ご負担を軽減し、安心して使っていただける製品をお届けします。
HATAのテスト打錠には専門のスタッフが対応。
お客様の原料に対して、杵の硬度やコーティング被膜の相性は無論、圧力、加圧時間など機械本体の特性や長年の経験から蓄積された膨大な資料を元に、あらゆる角度からの検証やアドバイスが可能です。
お持ちの打錠機で杵のコーティングのテストをしてみたいというお客様のために各種コーティングの杵をご用意しております。7日間無料貸し出しをいたしますので、お気軽にお問合せください。
※ レンタル杵の形状はφ８×Ｒ１０限定となります。
